QRコード印刷の注意点 読み取れるサイズはどのサイズ? | コースターの達人

QRコード印刷の注意点 読み取れるサイズはどのサイズ?

 

こんにちは、コースターの達人です。 

お店のポスターやチラシ、お支払い画面など、

日々の生活でQRコードを見かけない日は無いのではないでしょうか?

コースターも同じくイベントの案内やクーポンとしてQRコードを印刷することもあると思います。

しかし、実際に印刷して「読み取れなかった…Σ( ̄ロ ̄lll)」なんてことは避けたいですよね。

そこで今回は、いろいろなコースターにQRコードをサイズ別に印刷し、読み取れるのか検証してみました!

QRコードとは

QRコード®とは、(株)デンソーウェーブの登録商標です。

「Quick Response」の頭文字を取ったもので、「素早く反応する」という意味があります。

コードをスマートフォン等のカメラでをかざすだけで登録されている情報を読み取ることができます。

「ピッ!」としてお買い物をするバーコードも同じようによく使われていますが、

QRコードの方がバーコードよりも小さいサイズで大きな容量のデータを扱うことができ、

また読み取り専用の機械も不要なため、チラシや、電子決済、商品情報、商品管理など生活の様々なところで使用されています。

 

QRコードを読み取る仕組み

QRコードの角に四角形を見つけたことがある方は多いと思います。

この四角があることで、カメラでかざした際にすぐQRコードだと認識され、

360度どの方向からでもすぐに読み取ることができます。

またコードの一部が破れたり、汚れてしまってもコード自身で読み取れない部分を修復し、

正しく読み込むことができる仕組みが備わっています!

ただ、広範囲の汚れや、四角が汚れてしまっている場合は読み取ることができません…

一番読み取りやすい配色は白色ベースに黒色コードです。

色を変えると読み取りにくくなってしまいます。

<参考>

デンソーウェーブ

バーコード講座

 

URLは短くすべし!

URLが長いほど複雑なQRコードになるためURLを短縮しておくと、読み取りやすくなります!

URLの短縮ができるサイト(bitly、Shortener、00min等)で短縮が可能です。

短縮後のリンク先

https://bit.ly/3jLwNIR

短縮前のリンク先

https://coastertatsujin.com/category/acrylcoaster-neon-circle.html?utm_source=mail_wrelease&utm_medium=mail&utm_campaign=20210917_acrylcoaster-neon-circle

 

サイズ別に検証してみた

QRコードは読み取れてこそですよね。

そこで今回、10mm 15mm 20mm のQRコードを各素材に印刷して読み取れるか検証してみました!

今回検証するコースターはこの5種類。

紙コースター スリップレス紙コースター
コルクコースター アクリルコースター
MDFカラー木製コースター  
 

さあ、結果はいかに…!

<結果>①背景なし

素材 10mm 15mm 20mm
気泡紙
スリップレス紙
コルク(白なし) ×
コルク(白あり)
アクリル(白なし)
アクリル(白あり)
MDF黒(白なし) × ×
MDF黒(白あり)
MDFグレー(白なし)
MDFグレー(白あり)
MDF赤(白なし)
MDF赤(白あり)
MDF緑(白なし)
MDF緑(白あり)

◎すぐ読み取れた

〇何回か試せば読み取れた

△なんとか読み取れた

✖読み取れなかった

 

紙は問題なく読み取ることができましたが、

コルクや色が濃いMDF木製素材はなかなか読み取ることができませんでした。

アクリルは白い机の上では白押さえが無くても読み取れましたが、

黒い机の上では読み取りにくくなってしまいました。

素材に色がついているものは、QRコードの下に白い背景を作成することで10mm以上すべて読み取ることができました。

②背景あり

素材 10mm 15mm 20mm
気泡紙(白縁なし) × ×
気泡紙(白縁あり)
スリップレス紙(白縁なし) ×
スリップレス紙(白縁あり)
コルク(白縁なし) × × ×
コルク(白縁あり)
アクリル(白縁なし)
アクリル(白縁あり)
MDF全色(白縁なし) × × ×
MDF全色(白縁あり)

◎すぐ読み取れた

〇何回か試せば読み取れた

△なんとか読み取れた

✖読み取れなかった

 

デザインに直接QRコードを配置してしまうと正常に読み取りができませんでした。

アクリルは透明素材のため、白い机であれば何とか読み取れましたが

濃い色や柄の入った机の上に設置すると読み取れませんでした。

QRコード自体に白い背景を作成することで10mm以上すべて読み取ることができました。

 

まとめ

QRコードを印刷したいときには以下に注意!

・サイズは15mm以上が安心

・白黒の様なはっきりした色で作成する

・背景にデザインがある場合はQRコードに白い背景を付ける

・解像度は印刷推奨のdpiで作成する

QRコードはURLによって形の複雑さが変わってきます。

その為データ上では問題ない場合も、実際に印刷することで読み取りにくいかも?となることがありますので

納期に余裕がある場合は、可能な限り量産前のサンプルを印刷所にお願いすると安心ですね。

 

おまけ

ラバーコースターは印刷ではなく色差しのため凹凸でのQRコード表現が難しいですが、

色差しの代わりにシルク印刷をおこなうことでQRコードの表現が可能です。

ラバーコースターの裏面にシルク印刷をご希望の際は別注として対応が可能ですので、

お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

 

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